癌を宣告されて、まずは病気のことが気になり、
その後治療について調べていくうちにお金のことが気になってきます。
私自身も、癌を宣告され仕事を休むことになり収入の途絶える恐怖と、
これからどれくらい治療にお金がかかるのか!?
もし最悪の時に家族にお金が残るのかは気になり調べました。
当時の日記
当時、突然の癌宣告で頭がいっぱいで知ることができなかったですが
日本には色々制度があり、事前に知っていれば少しは不安が解消されたと思います。
代表的なものを中心に説明していきます。
まずは、何にお金がかかるのか?
【治療費】
・血液検査、CT、レントゲン、エコーや生検などの検査費用
・診察費用
・手術費用
・薬代
・入院費用
【治療費以外】
・通院のための交通費(遠方だと駐車場代、ガソリン代)
・診断書や生命保険会社への証明書の作成代
・入院時の日用品や寝衣代
・入院時の個室代(差額ベッド代)
・食事代
上記の金額がかかってきます。
私自身も手術をしたときの入院費用請求は高額でしたが、
健康保険高額治療費制度があり、収入に合わせて1ヵ月支払い上限があります。
■医療費の自己負担限度額の目安(70歳未満の場合)
適用区分 自己負担限度額
ア 年収約1,160万円~健康保険組合等に加入の方:⇒ 252,600円+(医療費-842,000)×1%
イ 年収約約770~約1,160万円健康保険組合等に加入の方:⇒167,400円+(医療費-558,000)×1%
ウ 年収約370~約770万円健康保険組合等に加入の方:⇒80,100円+(医療費-267,000)×1%
エ 年収~約370万円健康保険組合等に加入の方:⇒57,600円
オ 住民税非課税者 ⇒35,400円
出典:厚生労働省ホームページ
2019年7月時点
私の場合は、ウに該当していたので1ヵ月の支払いが8万5,000円~9万円で収まりました。
制度詳細については、
全国健康保険協会https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150/#tasuugaitou
医療保険なども加入していたので、保険金でまかなえる程度でした。医療保険に加入しておいてよかったなと思いました。