癌宣告から、家族にすぐに告知する
2012年 5月8日
病院から結果を聞いてすぐに嫁に癌告白しようと思いました。
家に入る前に深呼吸。
少し緊張しながら、ドアオープン!!
嫁は留守でしたい・・・(>_<)
胃癌手術をしてくれる大きな病院を検索して嫁を待つことにしました。
ネットで「胃がん、病院、ランキング」、「胃がん、病院、大阪」
そんな感じで調べた記憶です。一番近い病院が、総合医療センター当時は全国6位(だったはず)♪
近くにいい病院あるって、自分のなかで病院を決定しました。結構何でも即決派です。
その時、「ガチャ」っとドアが開く音。
玄関へ行くと、嫁が子供を連れて帰ってきました。
嫁の顔が険しい。
私を見つめる。
嫁「えっ・・・何でいるん・・・?」「え~~~何、何、何??((+_+))」
私は何もしゃべってないのに嫁は、察知したようです。
あまりの嫁の大きな声に子供は固まってました((+_+))
私:「癌やった・・・」
嫁:「ないわ~~~」
嫁に癌告白。家族の不安が重い空気となる

2012年 5月8日
玄関で立ち尽くす家族((((;゚Д゚)))))))
誰も、しゃべらない・・・( ̄◇ ̄;)
「はぁ・・・やっぱり」とボソッとつぶやく嫁。
家に帰ったときに、免許の切り替えに行っているはずの私が家にいることで
状況を予測したようでした。
病院の説明を一通り嫁に伝えて、今後の治療について話になりました。
さっきネットで病院について調べたことを嫁に伝えると
「じゃあ、近いし総合医療センターでいいやん」との事。嫁も意外と即決派!!
次に、兄に電話。病気のことを伝える。
親には、直接自分から伝えるので言わないでほしいとお願いする。
男同士なので、あまり深く聞かれず、わかったと一言で終わり。
嫁は、ため息の連続。あまりの空気感にかかりつけの近くの病院へ行って
紹介状もらってくると伝え家をでました。
今でも、あの日の嫁の顔。空気感は思い出すだけで嫌になります。
0歳と3歳の子供二人いる中で、癌宣告。
私も、不安でしたが嫁も今後の生活不安は半端なかったと思います。
癌患者が直面する人生の苦しい精神的な成長期

近所の、かかりつけの病院に向かった私。
状況を説明すると、次の日に大きな病院(総合医療センター)の予約がとれました。
紹介状を持って家に帰ると、子供たちは2人ともお昼寝(( _ _ ))..zzzZZ
嫁とこれからについて話し合いをしました。
色々と話をしようと思いましたが、まだ詳しい検査を受けていない状態。
どれくらいの確立で助かるのか?ステージもまだわからない ʅ(◞‿◟)ʃ
わからないことがありすぎる不安しかない。
会話にならず、無言の時間が過ぎていきました。
嫁は、シクシク泣き始め・・・無言で抱きしめる私。
しばらくすると、私も涙があふれてきました・・・。
どうなるか予想がつかない不安。
この日から手術までの間の期間は、人生において精神的に非常に成長できた期間でした。