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唐突の胃がん宣告 ⑥

【身体的異常】階段を上るだけで息切れをする

2012年 5月8日

家を出る前に嫁に、今日は病院行って、免許の切替して帰りが夕方になると伝えました。

病院は、地下鉄からビル2階まで階段をのぼる場所にあります。

その日は、階段を上るだけで激しく息切れ。

病院で受付を済ませて、しばし休憩((+_+))

それでも時間があったので、待合室にある血圧計をしました。

284.JPG

休憩してから測ったのに、通常時120の血圧147。軽いジョギング並みやん( ゚Д゚)

血圧の結果を見て考えこんでいると、病院の先生がわざわざ待合室まで来て、

「もうちょっと待って、結果を問い合わせてるところやから」

今日は予約してきたのに何で、結果まだなんって思いました。

10分くらい待ってから診察室に呼ばれました。

通常わざわざ待合室に病院の先生が出てくることはないと思います。

たぶん、結果を知り先生も話す準備をしていたのだと思います。

言われるほうも、嫌ですが宣告する先生も大変だと思います。

胃癌宣告のとき

2012年 5月8日
診察室入ると、先生が、胃カメラの写真を見せながら説明してくれました。

胃カメラ後は、フラフラで何を言っているのかあまり覚えていない状態。

今回は、しっかり聞く体制。

前回の復習をかねてもう一度、食道から説明がはじまる。

胃潰瘍の部分の説明となり、

先生:「30歳にしては、ひどい潰瘍だったので一部を採って検査に出したやけど、

よくわからない細胞が見つかったと、検査機関から結果がかえってきてたらから

もうちょっと調べてもらうために、今日はちょっと待って頂いてもらった。」

結果伝えるの、めっちゃタメるやんっ!!

先生「よくわからない細胞を検査してみた結果・・・癌が見つかりました」

「年齢も若いから、結果が間違いかと思って、2回検査してもらったやけど、

やっぱり間違いなく癌細胞やった」

先生、私の心の準備ゼロなんですけど・・・。

あまりにもビックリし過ぎて声がでず。

先生は胃の写真を指差しながら、

「これが60歳の人なら癌を疑ったけど、若いからその可能性は少ないと思ってた」

「ま~でも、癌といわれてみたら確かに胃がんの特徴が出ている。でも、年齢考えたらないと思っていた」

なんか、ドラマみたいと思いながら、自分の話ではないような感じで聞いてました((+_+))

まったく癌を疑ってなかったので、予備知識もなし。

人は、唐突過ぎるとショックすら感じないものだと思いました。

私がはじめに質問したのが、「初期(癌)ですか?」

先生は「ちがうよ~・・・」と即答。

はやっ~~先生さっきまでのためはどこへ。

先生「初期癌の定義は、腫瘍の大きさが2センチ以内

今回は4センチくらいやから、進行癌で間違いないよ」

え~~~ヤバくなぃ~~。

ここで初めて私はことの重大さに気づく。ヤバィ、ヤバイィどう考えてもヤバィ!!

私:「助かりますか?」

先生:「胃がんは、大きさと深さでステージがきまるから、

胃カメラで、表面の大きさで進行癌であるのは間違いないけどステージは

大きな病院で検査しないと何とも・・・。潰瘍が出来ている場所がわるいから胃は全部なくなるよ」

癌宣告され、ドラマみたい~と第三者的な感じ。

しかも、進行がん、胃が全部なくなる・・・(´;ω;`)ウゥゥ

癌宣告後の病院紹介の予定

今後については、

はじめに行った病院の先生に診断書と検査結果を持っていって

大きな病院を紹介してもらうことになりました。

この日のお会計するときに、先生(病院)に人間味をすごく感じました。

受付でお会計をすると「今日は、120円になります」

今月の初診で、紹介状と検査書類一式もらってるんですよ・・・

完全気を使われたお会計に笑ってしまいました。

3年後に知ったのですが、その病院で断トツの最年少の癌告知だったそうです。

人間味のある先生で好きになりました(^^♪

診断書をもらって、病院を出た後、予定では運転免許更新でしたが、

家に帰ることにしました。帰り道に、かかりつけ医の病院があるのでよってから帰りました。

かかりつけ先生も、終始当たり障りのない会話((+_+))

紹介できる病院の名前を先生に聞くと近場に意外と多い。やっぱり都会はよい。

ひとまず嫁と相談して決めます伝え帰ることにしました。

ちなみに、ここではお会計に気は使われませんでした(笑)

でも、受付の女性は明らかに顔がひきつってました。